総合内科専門医証
[2017.12.17]
専門医シリーズ第2弾です^^;
今回は内科認定医証と総合内科専門医証です。
違いは、内科認定医に合格してから、さらに研修を受けて総合内科専門医を取得するという2段階の資格です。
医師国家試験を含めると3段階ですね^^;
専門の大きな研修病院で7年以上内科の修行をして、レポートにまとめ、その後、テストを受けて取得します。
内科分野はとても広く、循環器、消化器、呼吸器、神経、腎臓、内分泌、血液、アレルギー、感染症、救急など、すべての専門分野の試験を受けます。
現在、日本には30万人の内科医がいますが、総合内科専門医はその中でも3万人程度しか取得していません。内科専門医の認定の基準がとても厳しくなって、最近では試験を受けた内科医の2人に1人くらいしか合格できません。
現在、この専門医をとることがタイヘンだとということで、新しく内科を目指す新人医師が激減しているようです。たとえば、高知県では今年、内科を志望する若いドクターはたった5人!しかいなかったようです。
専門医の資格を取得してもスタートにすぎません。これからも新しい知識を吸収してみなさんの健康を守るため微力ながら尽力してまいります。